これは、実際に出版されている書物の空装幀です。ホンモノは岩波文庫版がポピュラーですが、日本教文社版等、いろいろ出ているようです。この書物は、明治時代から日本の知識人層に広く読まれていたようで、夏目漱石や西田幾多郎にも大きな影響を与えたみたいです。翻訳は、大正3年(1914)に星文社版が、大正11年(1922)に警醒社版が出ているようですが、おそらく現在では、入手困難と思われます。私の空装幀は、ジェームズの肖像をメインに、シンプルに仕上げてみました。版元はむろん私の空想で、実在しません。 リンク:肖像画作品集 実際に仕事として行った装幀の作品集はこちらです。 →リンク