カントの『純粋理性批判』の空装幀を試みてみました。画像のパターンは、肖像画でカントが着ているコートのボタンの模様が面白かったので、これを連続させてみました。『純粋理性批判』で特徴的な部分は、「純粋理性のアンチノミー」が記述されているところで、ここだけは、正命題が上、反命題が下の2段組みになっています。このパターンは、その部分の印象をイメージしてつくりました。 リンク:肖像画作品集 実際に仕事として行った装幀の作品集はこちらです。 →リンク